松半

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松半/甘 『はーんだぁー』 「……」 『はぁーんだぁー』 「………っ」 『はぁぁんだぁっ!』 「…んだよっ!!!」 『僕つまんない』 あらそーですか、だなんて適当に返事をした半田は只今テスト勉強中 えっ?お前はいいのかだって? うん。僕いがいと器用だし← 基本なんでも出来ちゃうの。 『半田は勉強楽しいの?』 「んな訳ないだろ  誰か楽しくて勉強なんかすんだよ」 イライライラ さっきから半田はイライラしてる 『イライラしないでよ』 「…してないよっ」 ほら ムキになっちゃってさ イライラしてる証拠 でもしてないよって言うのは 僕への優しさなんだよね 「はぁ…。いいよなマックスは」 『?』 「勉強できるし運動神経はありすぎたし、それにカッコいいし…」 『えっ!!!?』 えっ?なんて聞き返す半田 無意識にデレるのやめてほしいなぁ…/ 「…マックス?顔真っ赤だよ?  大丈夫?」 『無意識?それとも確信犯なの?』 質問の答えになってない僕の言葉に 半田の頭にははてなが浮かぶ ほーんとそうゆうとこ可愛い 「…えっ、と?…マックス?」 『半田はやっぱりイライラしてるらしいから  俺が今から糖分あげる(笑)』 「はぇっ?えっ、ちょっ…!!!」 そういって僕はさっきから食べていたポッキーを口に加えて 半田を押し倒した まぁ、いわゆる"ポッキーゲーム"ってやつ(笑) 『ほら、早く  溶けちゃうから』 「…いっやっだっ!///」 まだ半田は僕の性格分かってないの? 僕拒絶されるほどヤりたくなっちゃうんだよ? 「もっ、もうイライラしてないから…っ!!!」 『ダーメ!  …あーぁチョコ溶けちゃった』 何が何でもしたい僕と 何が何でもしたくない半田 まぁ結局は…… 『はい。新しくしたから  なるべく早くね』 「…~~っ///」 ぽきっ 『…よくできました』 器用な僕が勝っちゃうんだけどね 「…ばか、」 ぽきっぽきっ 音が鳴るのは2人の距離が縮まっている証拠 ぎゅうって目つむってる半田が可愛い もっと見てたいな あ、もう半田の鼻が目の前だ、 *** END ***
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