7人が本棚に入れています
本棚に追加
松半/甘
『はーんだぁー』
「……」
『はぁーんだぁー』
「………っ」
『はぁぁんだぁっ!』
「…んだよっ!!!」
『僕つまんない』
あらそーですか、だなんて適当に返事をした半田は只今テスト勉強中
えっ?お前はいいのかだって?
うん。僕いがいと器用だし←
基本なんでも出来ちゃうの。
『半田は勉強楽しいの?』
「んな訳ないだろ
誰か楽しくて勉強なんかすんだよ」
イライライラ
さっきから半田はイライラしてる
『イライラしないでよ』
「…してないよっ」
ほら
ムキになっちゃってさ
イライラしてる証拠
でもしてないよって言うのは
僕への優しさなんだよね
「はぁ…。いいよなマックスは」
『?』
「勉強できるし運動神経はありすぎたし、それにカッコいいし…」
『えっ!!!?』
えっ?なんて聞き返す半田
無意識にデレるのやめてほしいなぁ…/
「…マックス?顔真っ赤だよ?
大丈夫?」
『無意識?それとも確信犯なの?』
質問の答えになってない僕の言葉に
半田の頭にははてなが浮かぶ
ほーんとそうゆうとこ可愛い
「…えっ、と?…マックス?」
『半田はやっぱりイライラしてるらしいから
俺が今から糖分あげる(笑)』
「はぇっ?えっ、ちょっ…!!!」
そういって僕はさっきから食べていたポッキーを口に加えて
半田を押し倒した
まぁ、いわゆる"ポッキーゲーム"ってやつ(笑)
『ほら、早く
溶けちゃうから』
「…いっやっだっ!///」
まだ半田は僕の性格分かってないの?
僕拒絶されるほどヤりたくなっちゃうんだよ?
「もっ、もうイライラしてないから…っ!!!」
『ダーメ!
…あーぁチョコ溶けちゃった』
何が何でもしたい僕と
何が何でもしたくない半田
まぁ結局は……
『はい。新しくしたから
なるべく早くね』
「…~~っ///」
ぽきっ
『…よくできました』
器用な僕が勝っちゃうんだけどね
「…ばか、」
ぽきっぽきっ
音が鳴るのは2人の距離が縮まっている証拠
ぎゅうって目つむってる半田が可愛い
もっと見てたいな
あ、もう半田の鼻が目の前だ、
*** END ***
最初のコメントを投稿しよう!