片想い

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それから何の連絡も進展もないまま、数日が経っていた…。 まさかの結果に、後悔ばかりする毎日。 仕事にも集中出来ない…。毎日泣き出しそうな気持ちをこらえ仕事をこなしていた。 アコには「せっかく一生分の勇気出したんやから、後もうひと踏ん張りしてみ⁉いつものニョコみたく、何で連絡くれないんですか~⁉って軽めに話してみたらいいやん‼‼」 なんて背中を押されるも、すっかり意気消沈の私には、そんな事出来る勇気が残されてるハズもなく…。 そんなある日、普段から仲良くしてもらっていたパート仲間の辻さんが(といっても、歳は自分のお母さんと同じぐらいの年齢のおばちゃんだが) 「児島ちゃん、最近ズット元気ないし…。ホンマどうしたん⁉何か悩んでる事あるん⁉何かあるんやったら、きいたるで‼」 心配して声をかけてきてくれた。 歳は親子程離れてはいるが、この会社に雇われた時期が近かった為、いつしか仲良くなり、仕事以外にも相談したり色々な話をするぐらいの仲だった。 そんな不意に優しい言葉をかけられ、ギリギリの所で保っていた気持ちが緩んだのか、ついに涙が溢れてしまった。 そんな普段の元気な私とは正反対の私に、周りにいた人は驚きをかくせなかった様子で、コソコソと「児島ちゃんどうしたんやろ~」などと、声が聞こえてくる。 辻さんも私の以外な反応に驚き、どうしていいか分からず…と、いった感じで私を見ていた。 仕事中だった為 『3時休憩に相談乗ってくれる⁉』 「OK‼んじゃ後でね‼」 取り合えずその場を離れた。
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