片想い

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片想い

そんな自分の気持ちの変化に自分でも驚きつつ、彼に対する想いは日に日に募っていった。 もともと、男の人に対しても人見知りするタイプでもなかったし、むしろ男の人とは結構喋る方で仲の良い社員さんはいっぱいいた。 なのに、何で⁉ どうやって話せばいいのか分からない…。 毎日毎日『今日こそは‼』って、意気込んではみるものの、何て声をかけていいのか分からない…。 彼は機会を直したりするのも仕事だったので、自分が使ってる機会を少しずつ調子が悪くなる様に小細工してみたり…。 なのに、そんな時に限って壊れない…。 毎日落ち込んで帰る…の繰り返しだった。
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