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『あなたが…解放してくれたのね…』 振り返るとそこには女の人がいた。邪悪なオーラは感じられず、僕の恐怖という言葉は富士山麓まで飛んでいった。 「ええ…まあ…」 『ありがとう…本当に助かったわ…』 ん~。と、女の人は伸びをし、続けざまに 『いきなりで悪いけど、私もしばらくここに住むから』 「…はい?」 こうして、僕と幽霊の奇妙な同棲が始まった
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