始まりの日

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「おやっさん!生まれやしたぜぇ!」 虎「おう。今行く!」 コレは俺が生まれた時の話だそうだ 虎「桃子!」 桃子とは俺の母。虎はオヤジだ。オヤジは任侠一家第5代真田組の組長なのだ 桃子「虎さん…」 虎「桃子、よく頑張ったな。ゆっくり休め…」 オヤジは一粒の涙を流した 桃子「はい…虎さん、この子には…」 虎「ん…何だ」 桃子「…………」ボソボソ この時、母はオヤジに何かを言ったそうだ。その言葉を母は言って眠りについた 二度と起きることの無い眠りに
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