第一章

10/10
前へ
/15ページ
次へ
颯「…と、こんな感じかな」 着物を渡せば、それぞれ戻って行った。颯希は土方と共に自室に居た 颯「歳三さん…大丈夫ですか?」 歳「あ?…あぁ。すまねぇな…色々、迷惑かけちまって」 颯「気にしないで下さい」 歳「だが…」 颯「歳三さん…歳三さんは新撰組の事、気になると思います。新撰組の皆さんには悪いと思いますが…歳三さんが、こちらに来て嬉しいです」 歳「颯希…。俺もお前に久しぶりに会った時、そう思った」 颯「歳三さん…」 歳「また一段と綺麗になりやがって…」 颯「そんな事は…。歳三さんも一段と格好良くなりました」 歳「んなこたぁねぇよ」 颯「フフッ…あ、歳三さん」 歳「なんだ?」 颯「今夜は同じ布団で一緒に寝ても良いですか…?」 歳「なんだ…今夜だけか?寂しいな」 颯「あ、もし歳三さんがよかったら……ま、毎日…でも…」 歳「勿論だ」 颯「嬉しいです」 歳「俺もだ」 暫く二人は抱きしめ合い話した後、百合に呼ばれ茶の間に向かった 百「トシ君と颯希さん…何かあるのかしら?…もしかして恋仲とか?フフッ…」 「「「「「……(汗」」」」」 千「フンッ…」 どうやら百合に気付かれた様で(笑 二人が茶の間に着き、皆が集まった所で夕食となった
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

164人が本棚に入れています
本棚に追加