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夕方、もう日が見えなくなってきた頃。
「ただいまー」
ガチャっと扉が開き、彩が帰ってきた。
「……あら?どうしたのかしら、晴ちゃーん?」
あまりにも静かすぎて彩はリビングへと急いで行くと、そこには我が子とそれを大事そうに抱く晴。
その隣には雪人が静かに寝息をたてていた。
「あらあら…」
彩は荷物をソファーにおいて、奥から毛布を持って来るとそっと3人にかけてあげた。
「お疲れ様、ありがとう」
END
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