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高校卒業ののち、私は大学に行った。
先生と学校で会えないのはすごく寂しかったし
そのせいで何度もケンカした。
だけど、毎晩のように先生の部屋に行き
いつでもメールして…
休みの日にはデートに行った。
充実した毎日。
だけど、そんなとき先生が転勤になっちゃったんだ。
その話を聞いた時に私はたくさん泣いた
先生はすごく困っていたし、自分でも子供っぽいとは思ったけど…
悲しかったんだ。
そんな時に出てきた言葉。
「瑞穂さんも、一緒に来る?」
そう、追っかけってやつだ。
先生は高校から大学の先生になる、と言っていた。
別に専門校でもないし、名門校でもない普通の大学。
瑞穂は猛勉強した。
布津や有馬、深江はこの話をした時、すっごく悲しそうな顔をしていたが
「それほど、好きなんでしょ?」
と、有馬が言ってくれた。
お母さんにも説明したら、反対するのか…と思えばすっごくノリノリでOKしてくれた
最初は、二人ともバラバラに暮らすと思っていたのだが
有明先生がどうせなら…と同じ家に住むことに…。
引っ越しはお金がかかるので使えそうな人たち
(加津佐と国見)
を引っ張って
…今に至る。
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