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生徒達から笑い声が上がる。
「あははは」
俺もそれにつられ笑い出す。
「お前が笑うな!」
本日何度目だろうか、またもや頭部に激痛が走る。
『……たい…』
その時、俺の耳に消え入りそうな声が聞こえた。
「…え?大ちゃん先生なんか言った?」
俺は周りを見渡す。
「お前なー、先生をつければいいと思ったら大間違いだぞ。」
「いや、そんなのどうでもいいから何か聞こえなかった?」
どうやら大ちゃんには聞こえていないらしい。それどころか、ほかの生徒にも聞こえていないようだ。
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