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辰也『あいつどうしたの？』
ﾐﾕ『分かんないよ…最近ｹﾝちゃん様子が変なんだよねぇ……』
辰也『ﾐﾕちゃんｹﾝｼﾞとケンカでもしたの？』
ﾐﾕ『うんうん！ケンカとか全然してないよ…って言うか…最近、電話とかメールもあんまりしてないし…ｹﾝちゃんと会うのも今日が一ヶ月ぶりなんだぁ…』
辰也（っえ!?）
辰也『そっかぁ…』
正直驚いた…あんなに仲が良かった２人に微妙な距離感がある…
いや…なにより驚いたのは…ｹﾝｼﾞが俺に嘘をついていた事だ…
ｹﾝｼﾞに昨日と一昨日に遊びに誘ったけど…『わりぃ今日は彼女と遊ぶから』と言って断わられていた…いや昨日と一昨日だけじゃない…ここ一ヶ月くらいは、そんな調子で断り続けられていた…
あんなに一途なｹﾝｼﾞが…
あんなに嘘が嫌いなｹﾝｼﾞが…
何で…
ふと、あの時のｹﾝｼﾞが疲れていた時の顔が頭をよぎった…
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