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キミに届け
~ハジメニ~
ゲームのコメントについて一言物申す!というひねくれ小話w
決して批判ではないのです。私の勝手な主観でございます。
なのでかるーく流して読んでくださいましw
表情やその仕草から、トトの感情を推し量ることはできても、パオの言葉のその詳細をしるのは、骨董屋の店主だけだ。
その日、トトを骨董屋に連れて行った時、店主はこう言った
。
「『一緒にいてくれてありがとう』だそうじゃ」
その言葉を聞いた時、オレは少なからぬショックを受けた。
トトの言葉に、何も、言えなかった。
何と言えばいい?
何を言えばいいのだ。
この無垢な生き物に。
こんな感情になんてなりたくないのに、段々と苛立ちが募ってくる。
(なんで、なんだってコイツは...)
こんなにも優しくて、愚かなのだろう。
何も言えずにいると、店主とトトが顔を見合わせた。
トトの表情が曇り、こちらの顔をおずおずと見上げてきた。
何かイケナイことを言ったのか、と心配顔で。
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