帰ってきた怨念人形

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大地、ストレート過ぎだ! いや、むしろ回りくどい言い方より、まだストレートに言った方がましか? 「えっ?どうしてそう思うの?」 「なんで、俺が朱音と付き合っているんだよ。」 「だって最近ヤケに仲良いし、今日の昼休みだって二人っきりだったじゃないか。」 大地が言い終わると、二人はお互いの顔を見て笑い出した。 一体何がそんなに可笑しいのだろうか? 「朱音のオヤジが今日誕生日だから、プレゼント何が良いか相談されてたんだよ。」 「別に普段から仲良いよ私たち。二人とも勘違いし過ぎだよ~。」 恥ずかしいな、違うのに本気で追跡してた俺等、アホじゃねぇか。 「まぎらわしいわ。まぁ今回はこれで解決したし、家に帰るとするかな。じゃ凱貴、朱音また明日なっ」 二人に別れを告げ、大地の勘違い騒動は解決した。 そして気になった事一つ、三河先輩が言っていた御門 一希と言う生徒 三河先輩と同じ学年みたいだが、一体どれぐらいの強さなのだろうか?
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