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「これだけ暑いと、明日も暑そうだな。よし明日海斗ん家しゅーごーで。」
よしっ明日は俺ん家に……
なんでそうなるかなぁ
「朱音チャンどうするの?やっぱり誘うのかなぁ」
「ほっとけほっとけ。あんな、まないt……」
いきなり凱貴が視界から消え、凱貴が居た所に朱音がニコニコしながらやって来る。
「あるぇ~どうして倒れて居るの凱貴君?誰かに蹴飛ばされたぁ~?」
前屈みになってやや下を見ているので、その先を見てみる。
その先には、凱貴がうつ伏せになってピクリとも動かないのが見えた。
そうか、どうやら近くに朱音が居て、凱貴がNGワードを口ずさんでそれを聞いた朱音が蹴飛ばしたのか。
凱貴ドンマイだぜ。
「私だってあるよホラ」
と、制服の襟を掴み今にも開こうとする朱音。
「コラコラコラ!やめろ、お前他の女子みたいに出来んのか。」
「だってー」と文句を垂れているがそれを無視し、倒れている凱貴を起こす。
「ア゙ァびっくりしたぁ~…天井と床ひっくり返ったと思ったぜ。つか朱音居たのかよ。」
「皆で海行くんでしょ?私も連れてってよ!私だって海行きたいよ!」
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