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「この暴力女め……お前みたいな奴だれが連れてくか!なぁ海斗、そうだよな?」
いきなり俺にふられてもなぁ……
俺が口を開こうとした時、先に朱音が「暴力女」と言うワードを聞いて口論をしている。
「なぁ今日はもう終わりだからさ、帰りに決めようぜ。」
「海斗クンの言うとうりだね。じゃ皆また下でね。」
大地が戻ると同時に、口論をしていた二人も渋々戻って行く。
しばらくして、先生が入って来て夏休みで注意する事を話しているがそんなもの聞く訳も無く、今日はこれで解散となった。
「おっせぇな……一体何やってんだよアイツら。」
下に降りて来て、30分程待っているがアイツらが来る気配は全く無い。
それから少しして、あの三人が話しながらやって来るのが見えた。
「おせぇよ、何やってたんだよ。」
「あぁ~これ見せに行ってたんだよ。海斗はもう見せに行ったのか?」
凱貴は黄色いロボットのキーホルダーの付いた、USBメモリーを顔の前に差し出してきた。
「えっ…と、これなんだ?そんなの配られたっけ?」
「何言ってんだよ、デュエルディスクと一緒に入っていたじゃねぇかよ。」
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