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「何言ってんだよ、どう見ても友達じゃんかよ。」
「まぁいいじゃん。何話しているか知らないけど、焼きそば食べなって。」
そう言い残し、三人に小さく手を振り部屋を出て行く姉貴。
一体何をしに来たんだ?
きっと姉貴の事だ、目的があって部屋に来たに違いない。
するとまた扉が開き、姉貴が顔を出して口を開く。
「海に行くならこの近場にしなよ。あそこ意外と人少ないからさ。」
そう言い残し出て行った。
姉貴の奴、俺等が海行く事聞いていやがったな……
「……とにかく、海斗の姉さんが言うとうりに近場にするか。わざわざ遠い所に行く必要無いしな。」
「そうだけど明日何時に俺ん家に来るんだよ。」
これに凱貴、大地が次々に挙手をし時間を言い合う。
「あ~うっせぇ!じゃ10時に俺ん家に集合で良いだろ?オークション見たいに言い合うな!」
凱貴が1時と言い掛けた所で止まるが、凱貴は納得のいかない顔をしている。
一応これで時間は決まったのか?
「じゃ明日は、10時に海斗クンの家に集合で良いんだね。」
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