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後日……
合わせてあった目覚まし時計で、なんとか10時までに起きれた。
しかし海に行くにしても、どんな格好して行けばいいのだ?
服を選んでいるその時、携帯が鳴り出した。
どうせ凱貴だろうな……
「はいもしもし、凱貴か?お前どんな服で行くんだ?」
「ん?まぁ聞くより見た方が良いだろ。千聞は一見に如かずって言うだろ?」
千聞は一見に如かず?
大分間違っているが、気にしないでおこうか。
今の話し的に、恐らく凱貴は家にくるだろうな。
数分後……
結局服装は、ジーンズに薄いピンクのポロシャツで落ち着いた。
いくら凱貴でも、俺とほとんど同じような格好してくるよな。
すると家のインターホンがなるのが、下から聞こえる。
と、同時に家の扉が開く音も聞こえる。
「お~い海斗ぉやって来たぞぉ」
おっ来た来た……だからなんで勝手に開けるかな。
着替えの入った鞄を片手に部屋を出て、凱貴が待つ玄関に向かう。
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