夏休み、海に行こう!

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はいはいと、適当に返事をし、いつまでも水槽を眺めている大地を引っ張り出した。 先程の会話を大地に話し、自転車が停めて有る裏に朱音と取りに行く事に。 自転車の荷台に朱音を乗せて、後は凱貴の準備が良いかを確かめなければ。 「よしっ準備良いな!?それじゃ俺先頭に出発~」 威勢良く言うも、ふらふらした運転で先に走り出した凱貴。 後にいる大地が不安で一杯な顔をしている。気の毒とはまさにこの事だろう。 一時後…… 「おぉやっと着いたぞっ!早速泳ごうぜ!」 「まぁ焦るなって、お前が遅いから今昼前じゃん。あそこの食堂行こうぜ、まず。」 俺が指を差した先には、海の家。姉貴が言ってたとうり、今日は人が全然居ない。 海の家はやっているみたいで、人が中で動いているのが見えた。 「う~んまだお昼じゃ無いけど、行ってみる?僕はどっちでも良いけど。」 「そんじゃ着替えとか昼飯とか、あそこでするか。」 自分達が乗って来た自転車を適当な場所に停めて、海の家に向かう事に。
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