初っぱなからの喧嘩

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僕らは一見リアルラブコンのような風貌をしている。 キリンのように細長いテンがのたりのたりと歩く隣を針ネズミのようにちんまりとつんつんした僕がちょこまかと歩き回るというギャップルなわけだ。 そんなほのぼのとしている二人も戦闘時は荒ぶるサイヤ人のように、または、おっこと主の同士達のように死ぬか生きるかの様な死闘を繰り広げるのである。 たまの反撃を残し、大抵受け身の僕。 ただ、殴る際は本気さえ出さないがグー← テンはというと大概殴る。 拳でのパンチは勿論、飛び膝蹴りを何処構わず繰り出す猛者である。
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