第零話

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レイア国城の城門の前に一人の白衣を着た男が立っていた。 兵士は不審そうに男を見て手は常に腰の武器に手をかけていた。 見た目には戦えそうにもなく、目につく武器はなかった。 「用はなんだ?」 兵士は警戒をとかず男に告げる。 もう一人の兵士はトランシーバーで城の中の兵士に伝えていた。 「さっきもいっただろ? 我輩がガーリンの息子のレッドリーバの研究をつぐ事ができるといっている」 兵士は男に言われても怪しいという目で見続ける。 「お前では話しにならん。 上の者に繋げ」 男はため息をつき、トランシーバーで話す男を見た。 兵士二人は視線を合わせる。 トランシーバーを持つ兵士は首を振るう。 「上に繋げ・・」 トランシーバーを持つ兵士はいいかけるも。 トランシーバーからミストの声が聞こえた。
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