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男と先程の女性、ミストはミストの部屋にいた。
男は足を組み、ミストと女性を見ていて、女性は書類を持ち、ミストも同じく男をみる。
「名前から教えてもらっていいですか?」
女性は男を見て告げる。
「我輩はダウス、ガーリンの師匠」
「信用にたる証拠を見せて・・」
ダウスと名乗る男はミストに分厚い書類を渡す。
「これはガーリンの書類だからレッドリーバの研究がわかる」
「どういう事です」
ミストは女性に書類を渡す。
「ガーリンは我輩の研究した書類を見て真似ただけ。
だからガーリンの師匠といえる。
ガーリンはただそれを使い、息子にも研究の事を教えた。
その様子は私を見ていた」
「それをこれが証明するとも」
「いえ、間違いないかと。
この書類にはレッドリーバの研究、ガーリンの研究とも一致します」
ミストは女性を睨むようにみる。
「だからそれではこやつがそうとは限らない。
これを拾う、またはこれを作った科学者の弟子でこれを盗んだ可能性がある」
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