特訓

40/90
5129人が本棚に入れています
本棚に追加
/131ページ
蓮「さて、晩御飯作らないといけないし上がるか」 俺は風呂から上がろうとしたが外に人の影が見える。あのシルエットからしてリリアさんか リリア「蓮、さっきはごめん」 リリアさんにはいつもの感じはなく、どうやら反省しているようだ。まあ俺は怒ってないんだけど 蓮「俺は別に怒ってませんよ。俺がリリアさんの後ろから急に出たのがいけないんですし、怪我もないですし」 リリア「ありがと。でも怪我はなくても痛かったでしょ」 蓮「いえ、全然痛くなかったですよ。俺は…………傷付けられるのは慣れてますから」 最後の言葉を出すのに少し詰まらてしまった。リリアさんには少し疑われてしまうだろうけど何とかなるか リリア「ちょっとそれってどういう「あの、身体を拭きたいんで出て行ってください」ああ、そうね。わかったわ」 リリアさんは俺のただならぬ雰囲気に気付いたのか出て行った。
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!