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叔母さんの家ではかなりイジメられたり暴力を振るわれた。時にはナイフで切られたり高温のお湯をかけられていた。蓮はそれに決してやり返すことはなかった。
そんな生活が二年間続いた。蓮の体は背中が火傷や切り傷でいっぱいになっていた。蓮は毎日喧嘩ばかりしていた。別に自分から売った訳ではないが向こうからやってくるので叩きのめしている。一日平均20人くらい
そんな時、俺の前に変わった奴が現れた。
修二「お前があの東條 蓮か?」
蓮「ああ、そうだが。またお前も喧嘩しに来たのか?これで今日32人目で自己最高記録更新だぞ」
修二「はは、何だそれ。俺は別に喧嘩しに来たんじゃねーよ。ただお前を見に来た。」
そう言って修二は蓮を見た。まるで品定めするように
修二「うん。合格だ!蓮、お前は今日から俺のダチ決定な」
は?何をいきなり
蓮「お前頭大丈夫か?いい医者を知っているから教えてやろうか?」
修二「別に頭が可笑しくなった訳じゃない。ただお前の目を見ていい奴そうだったし、さっきの会話楽しかったからな」
蓮「勝手にしろ。不良に絡まれても知らないからな」
そう言って蓮は歩いて行った。
修二「待てよ。蓮」
それから、修二と蓮はよくつるむようになりいつしか親友になり、自分の過去を話していた。
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