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しばらくして蓮は泣き止んで麻衣と向きあっていた。
麻衣「もう泣かなくていいのか?」
蓮「はい。もう一生分泣いたから大丈夫です。」
麻衣「そうか…少し残念だな」
麻衣は少し残念そうにした。
蓮「何でですか?」
麻衣「だって蓮の泣いている顔が凄く可愛いかったからな」
そう麻衣が言うと蓮は顔を真っ赤にしながら
蓮「///そ、そうですか。ありがとうございます。」
麻衣「ふっ、恥ずかしがっている蓮も可愛いな。」
麻衣「ところで、蓮はこれからどうするんだ?」
蓮「元の世界に帰る気はないから、ここで魔法を学んで強くなろうと思います。麻衣さんを守れるように。だから麻衣さん、魔法教えてくれませんか?」
麻衣「私を守る……か。そんなこと初めて言われたよ。よし、わかった。じゃあギルドに行って属性と魔力量を測ろう」
蓮「ギルドって何ですか?」
麻衣「簡単に言うと魔物を討伐する依頼を受けてお金を貰うところだ」
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