5129人が本棚に入れています
本棚に追加
/131ページ
俺達が道を通ると「化け物」などの声が聞こえる。ちなみに、今家から500mくらいのところにいるが突っ掛かってきたヤクザや不良を軽く30人くらい血祭りにあげた。今日は修二が5人くらい手伝ってくれた。
そして今商店街を歩いている。
「見て、化け物よ」
「まだ生きていたのあの化け物」
「死ねばいいのに」
などたくさんの声が聞こえたが全部無視した。すると、路地裏に光る部分を見つけた。
蓮「おい、修二あれなんだ?」
修二「しらねーよ。だいたい全国模試全教科満点の蓮がわからないなら俺にもわからん。」
そう、蓮は不良だが勉強は模試で満点とる程頭もよく、顔もかなりカッコイイので完璧男である。
修二「でも、もしかしたら異世界への門かもな」
修二は笑いながら言った。
蓮「異世界か……。化け物扱いされて姉さんがいないこの世界に興味はないし行ってみるか!」
修二「相変わらずのシスコンだな」
蓮「俺は姉さんを姉として見ていない。一人の女性として見ているから大丈夫だ」
そう蓮が親指を立てて言った。その顔は言ってやったぜ的な顔をしている。
修二「何が大丈夫なんだ。大丈夫なところなんて一つもなかったぞ。まあいい、蓮はこの中に入るのか?」
蓮「ああ、面白そうだし。第一
姉さんに会えるかもしれないだろ」
結局それだった。
修二「お前が行くなら俺も行くか。どうせ悲しんでくれるヤツなんていないし、蓮がいないと面白くないからな」
蓮「じゃあ行くか!姉さんに会いに」
そう言って蓮は修二の手を引っ張って入って行った。
最初のコメントを投稿しよう!