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リリア「何て威力……。あの壁は特殊装甲で究極魔法くらいじゃ壊れないはずなのに……。それに今のは古代魔法」
蓮「はい、選ぶのが面倒くさかったので古代魔法の一番最後の魔法をしました。」
一番最後ということは一番難しい魔法ということである。
リリア「おそらくあの魔法はこの属性の中で1、2を争う威力。しかも蓮は水から氷の変化だけでなく少し本来のものよりアレンジを加えている。これが本当の天才」
その後、蓮はたった1時間で氷属性の魔法を全てノーミスでマスターした。
リリア「たった1時間で全てを……、多分今蓮と帝全員でやっても蓮が無傷で勝つわね」
リリア「ところで蓮はなんで古代文字が読めたの?この世界で今までに読めた人は書いた人以外いないっていうのに」
蓮「元の世界で7歳の時に暇だったから二日で解読したんです」
リリア「暇だったから7歳で古代文字って……。ねぇ蓮、今度暇な時に古代魔法教えてくれない?」
蓮「かなり解読は難しいですよ。特に発音とか」
リリア「いいわ。絶対にマスターしてみせるから」
リリアは真っ直ぐに蓮を見つめた。
蓮「そこまで言うなら仕方ないですね」
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