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美奈「麻衣ちゃんは気付いたようね。」
リリア「えっ?麻衣は何が分かったの?」
麻衣「はぁー。つまり、シンクロ率が100%になると完全に体と魔武器が同調して蓮のように出し入れ出来るということだ」
リリア「じゃあ、蓮の刀の新しい能力って?」
蓮「それは……
また後にしておやつにしません?」
リリア「あなたふざけ「はは、蓮らしいな」」
リリアさんが怒ろうとしている中、麻衣さんがその声を遮った。
美奈「フフ確かにね。こんな話してたらせっかく蓮が作ってくれたお菓子がまずくなるもんね」
リリア「仕方ないわね。蓮、絶対に後で教えるのよ」
蓮「はい。じゃあ食べましょうか」
俺はお菓子を入れていた入れ物からどんどん出していった。リリアさんと麻衣さんの顔はどんどん笑顔になっていく。しかし、美奈姉さんだけは表情は変わらない。
蓮「美奈姉さん、大丈夫だよ。ちゃんと美奈姉さんのは特別に用意してるよ。」
俺は最後の箱から赤いケーキを出してきた。
美奈「うわー!蓮ありがとう」
美奈姉さんはすぐに抱き着いてきた。麻衣さんは美奈を引き離そうとしているが効果がない。俺も多少抵抗してみるが過去の経験からして無駄なことは分かっている
麻衣「蓮からはなれろ」
美奈「いーやーだ」
姉さん子供じゃん。そこら辺にいる子供にも負けてないよ
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