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リリア「何その赤いケーキ。イチゴ？美奈だけってセコい。私も食べよ」
リリアさんは完全にアレがイチゴのケーキだと思いこんでいる。
蓮「あー！それは」
俺は麻衣さんと美奈姉さんに抱き着かれている中、必死に声を張り上げたがもう遅かった。
リリア「あれ？案外ふつう……じゃなーい！！何これ赤いの唐辛子？蓮、水！」
蓮「だから言ったのに……はい、どうぞ」
リリアさんは水を一杯で足りなかったのか二杯、三杯とおかわりしている。
麻衣「蓮、美奈のケーキに何を入れたんだ？」
蓮「美奈姉さんは大の辛いもの好きだから世界一辛い唐辛子を大量に練り込まないと満足してもらえないんだ」
美奈「蓮♪ありがとうね。やっぱり蓮は私のこと分かってくれてるね」
美奈姉さんがさっきよりも強い力で抱き着いてきた。
蓮「美奈姉さんぐる…しい」
麻衣「美奈、蓮が死んでしまう。というか蓮に抱き着くな」
美奈「いやだ。だって蓮何だか抱き心地最高なんだもん♪」
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