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麻衣「でも魔法の練習が……」
蓮「でもじゃないです。魔法の練習なら俺がもっと努力して早く終わらせばいい。だから、麻衣さんは俺にもっと甘えてください」
麻衣「もっと…甘えて……いいのか?」
蓮「もちろんです。俺は麻衣さんのことならなんでも迷惑なんて思いません」
麻衣「私は料理が苦手だから毎日ご飯を作らせてしまうかもしれないぞ」
蓮「構いません」
麻衣「街中で突然抱き着くこともあるかもしらないぞ」
蓮「麻衣さんがそうしたいのなら」
麻衣「そう……か。もう甘えていいんだな」
麻衣さんも何か抱えているのか……。麻衣さんが抱えていることって何だろ。まあ、いつか話してくれるだろう。それまで待つか
蓮「じゃあ剣術の稽古は毎日、朝と夜の二回でいいですか」
麻衣「私は構わない。けど、無理だけはしないでくれよ」
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