5129人が本棚に入れています
本棚に追加
蓮「じゃあ、帰って晩ご飯にしましょう」
気付けばもう時間も6時になっていた。氷姫と一時間も斬り合っていたのか……。早く帰って晩ご飯を作らないと
麻衣「そうだな」
そう言うと麻衣さんは俺の右腕に抱き着いてきた。
蓮「ちょっ、麻衣さん」
麻衣「私なりに甘えてみたんだがだめか?」
ぐっ、上目遣い。麻衣さん絶対にわざとやってる。
蓮「ちょっと恥ずかしいです。」
麻衣「フフッ、蓮は可愛いな」
氷姫「我もいるのだが……完全に忘れられているな」
ヤバい。本気で忘れてた。ここは上手くごまかすしかない
蓮「忘れてないよ氷姫。それより早く帰らないと晩ご飯が遅くなるよ」
うん、我ながら完璧だ。これで大丈……
氷姫「上手くごまかしたな主」
夫じゃなかった。
蓮「あはは、十六夜」
俺は逃げるように空間の歪みに入っていった。
最初のコメントを投稿しよう!