特訓

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蓮「じゃあ、帰って晩ご飯にしましょう」 気付けばもう時間も6時になっていた。氷姫と一時間も斬り合っていたのか……。早く帰って晩ご飯を作らないと 麻衣「そうだな」 そう言うと麻衣さんは俺の右腕に抱き着いてきた。 蓮「ちょっ、麻衣さん」 麻衣「私なりに甘えてみたんだがだめか?」 ぐっ、上目遣い。麻衣さん絶対にわざとやってる。 蓮「ちょっと恥ずかしいです。」 麻衣「フフッ、蓮は可愛いな」 氷姫「我もいるのだが……完全に忘れられているな」 ヤバい。本気で忘れてた。ここは上手くごまかすしかない 蓮「忘れてないよ氷姫。それより早く帰らないと晩ご飯が遅くなるよ」 うん、我ながら完璧だ。これで大丈…… 氷姫「上手くごまかしたな主」 夫じゃなかった。 蓮「あはは、十六夜」 俺は逃げるように空間の歪みに入っていった。
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