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蓮「さて、晩御飯作らないといけないし上がるか」
俺は風呂から上がろうとしたが外に人の影が見える。あのシルエットからしてリリアさんか
リリア「蓮、さっきはごめん」
リリアさんにはいつもの感じはなく、どうやら反省しているようだ。まあ俺は怒ってないんだけど
蓮「俺は別に怒ってませんよ。俺がリリアさんの後ろから急に出たのがいけないんですし、怪我もないですし」
リリア「ありがと。でも怪我はなくても痛かったでしょ」
蓮「いえ、全然痛くなかったですよ。俺は…………傷付けられるのは慣れてますから」
最後の言葉を出すのに少し詰まらてしまった。リリアさんには少し疑われてしまうだろうけど何とかなるか
リリア「ちょっとそれってどういう「あの、身体を拭きたいんで出て行ってください」ああ、そうね。わかったわ」
リリアさんは俺のただならぬ雰囲気に気付いたのか出て行った。
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