特訓

46/90
前へ
/131ページ
次へ
蓮「じゃあそこのベッドに寝転んでください。」 麻衣「なんだ、今からヤるのか」 蓮「ヤりませんからね。今から細い針で筋肉を刺激します。」 俺は針を取り出す。この針は普通の裁縫用の針とは違い、かなり細くなっている。かなり細くなっているので傷は残らない ハル「じゃあやりますよ。」 俺は麻衣さんの身体にどんどん針を軽く刺していく。 麻衣「なんだ全然痛くないじゃないか」 蓮「いえ、針を刺している時は痛みはありません。けど10分後に針を抜いた時、激痛が来ます。」 そして10分後 ついに針を抜く。ここから激痛がくる。もう後戻りはできない。 蓮「麻衣さん、針を抜きますよ。…………頑張ってください。」 ついに俺は針を全部抜いた。 麻衣「ぐっ、ぐあぁぁぁ、いっ痛い、あぁぁぁぁ」 麻衣さんが苦しんでいる。こんなに麻衣さんが苦しんでいるのに俺は何もできないのか。いや、何かある。この痛みを和らげる方法が 蓮「そうか………痛みという感覚は単に皮膚に痛いという感覚があるから。つまり、その痛いという感覚を無くすために皮膚を麻痺させれば…………」 ちょうど僕には紫電という属性がある。しかし、威力が高すぎるからかなり落とさないといけない。
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5129人が本棚に入れています
本棚に追加