特訓

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バチバチバチ 俺は手に紫電の魔力を練る。これでは麻痺するどころか重傷を与えてしまう。 蓮「もっと、もっとだ。もっと抑えないと」 ビリビリ 段々、紫電の威力が下がっていくのはわかるがまだ抑えないと 蓮「集中……集中………出来た。これを麻衣さんの全身麻痺するようにしないと」 俺は麻衣さんのお腹にそっと触れて紫電を流す。 麻衣「ぐあぁぁぁぁ、ハァハァハァあり……がとう蓮」 ある程度痛みは感じなくなっているようだ。 蓮「あと5時間は痛みますから頑張ってください。俺もずっとここにいますから」 麻衣「なら……ぐっ、手を繋いでくれないか」 蓮「いいですよ。俺は麻衣さんの痛みが止まるまでずっと起きているつもりでしたから」 俺は麻衣さんから差し出された手を握る。麻衣さんの手はとても温かかった。俺の手が冷たすぎるのもあるけど 麻衣「なんだかこうしていると私達恋人みたいだな」 蓮「まあ恋人ですからね」 麻衣「ふふっ、そうだったな」 俺と麻衣さんは喋りながら5時間を過ごした。
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