5129人が本棚に入れています
本棚に追加
麻衣「蓮、もう痛みがひいたから大丈夫だ。」
蓮「そうですか。」
俺は時計を見る。時間は3時、かなり微妙な時間だ。一度寝ると寝過ごしそうだし。まあ、ちょっと早いけど朝稽古しようかな
蓮「麻衣さんは寝ていただいて構わないですよ。俺は朝稽古がありますから」
麻衣「こんな時間からか?」
蓮「普段は4時くらいからなんですけど時間があまりに微妙なので」
麻衣「なら私も行こう。どんな事をするのか気になるしな」
蓮「麻衣さんのことだから無理って言ったところで無駄ですよね」
麻衣「わかっているじゃないか。じゃあ早速行こうか」
蓮「ちょっと待ってください。麻衣さんは自然に囲まれていて人や魔物の来ない綺麗な場所を知っていますか?」
麻衣「ああ、知っているがそれがどうしたんだ?」
蓮「俺、そういう環境で稽古するのが夢だったんです。だから連れて行ってください」
麻衣「ふふ、そういうところはまだまだ子供だな。じゃあ行こうか“転移”」
俺と麻衣さんは転移で消えた。
最初のコメントを投稿しよう!