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眠徒「こたろはなーに考えてんだろーね」
橙「はぃ…」
眠徒「あの子、きっと野球やりたいんだろうけど…」
橙「あの…せんぱぃ」
眠徒「ん~?」
橙「さっきから何をしてるのですか?」
眠徒「や、橙ぴょんの髪キレーだなぁって」
橙「あー!!ほどいちゃだめなのです~っ」
眠徒「うはーさらさらでながーい♪」
橙「あぅ~…」
眠徒「そういえば少し伸びたね。髪」
眠徒はバックからクシをだして橙の髪をブラッシングする。
橙の髪は腰の方まで伸びていた。
眠徒「いいなー。私は癖毛だからショートじゃなきゃ駄目なんだよねー」
橙「先輩も十分可愛いのですよ」
眠徒「でもなんで髪結んでんの?」
橙「その髪止めは橙の大切な人がくれたものなのです。小さい時から使っている大切な宝物なのですよ」
眠徒「ふーん。もしかして初コイの人?」
橙「違いますよー。橙の初恋の人は今も側にいますから♪」
眠徒「うはー♪うらやましいね♪ウチの旦那は未だに会いにもこないしね…」
橙「そんな事ないのですよ。来夢さんは先輩の事だーい好きなのですよ」
眠徒「どーだかねー」
眠徒は苦々しい顔をしながら橙の髪を鋤いていく。
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