10 立ち向かう時。

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その後甲太郎は無事退院。 眠徒は独り暮らしのため数日間の入院となった。 週明け。 甲太郎はレオンを連れて部室へ向かった。 甲太郎「おーすッ!!!!!」 「ガチャ」 そこには甲太郎と眠徒を除いた全員が待っていた。 もちろん橙も足立もいたし、なによりもみんな帰りを待ちわびていたというような顔をしていた。 甲太郎も照れくさそうに頬をかいて、笑った。 甲太郎「へへっただいま♪」 赤星「へへっ……じゃねーーーっ!!!!!!!!!!!!!!」 甲太郎「うおぉッ!?」 赤星を筆頭に部員たちは一気に甲太郎にヤキを入れた。 もはや集団リンチである。 「ドカっばこっすぱーん!!」 赤星「テメーはどんだけ心配させりゃ気が済むんだボケぇ!!!!!」 鷹岡「まったくだのぉ」 鞠野「待ちくたびれたよ…」 無限「おっぱーい!!」 木葉「やっぱり君がいないとはじまらないでこざるよ♪」 来夢「今日から忙しくなるぞー?」 甲太郎「て、てめーら…嬉しいのか怒ってのかはっきりしやがれ…」 「「両方だっ!!!!!!!」」 大河(コイツがいるだけでこうも空気が変わる…やっぱりコイツの代わりはいねぇな) 志乃「ふぇ?なんで笑ってるの?」 大河「笑ってない」 志乃「ふぇ?」 レオン(なんか俺忘れられてるな…) 「ん?」 桜子「……じぃ~」 吉野家「…ちょ桜子見すぎだって」 誠人「………」 レオン「………なに?」 桜子「同じ匂いがするにゃ」 レオン「!!?」 吉野家(黒猫だ…)
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