10 立ち向かう時。

13/29
前へ
/539ページ
次へ
帝王との試合から早数週が過ぎた。 いよいよ来週は夏の大会の開会式である。 灼熱の太陽が照りつける中行われている、バッティング練習には力強さを感じる。 打席には、鷹岡、大河、甲太郎の三人が入っていた。 景気のいい音が響く。 「カキィィ!!!!!!!」 「カキィィ!!!!!!!」 「ガキィィィィン!!!!!!」 吉野家「ひゃー…何処まで飛ぶんだろ」 無限「おぉボールがまるでスーパーボールのように消えていく」 甲太郎「ん。いい感じだ」 鷹岡「ぬぅぅおぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「バキィィィィィ!!!!!!」 大河「……ッ!!」 「キィィィィン!!!!!!!」 桜子「この二人も化け物だにゃ~」 赤星「あーあ、やだねやだね飛ばし屋は!!だいいちスマートじゃねぇ」 木葉「球道には球道にしかできない事があるでしょ」 赤星「たりめーよ!!今年は30は決めるぜ」 鞠野「にしても、今年は激戦は避けられなさそうだ」 志乃「ふぇ…シードは帝王、石学、根木、東英、雪子、白石電光、そして今大会注目の金華山高校」 誠人「同じっしょどこでも…」 レオン「結局は全部に勝たなきゃなんないからな」 誠人(…なんだ、なんかムカつく) そこへ来夢と足立が戻って来た。 今日は抽選会だったのだ。
/539ページ

最初のコメントを投稿しよう!

408人が本棚に入れています
本棚に追加