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帝王との試合から早数週が過ぎた。
いよいよ来週は夏の大会の開会式である。
灼熱の太陽が照りつける中行われている、バッティング練習には力強さを感じる。
打席には、鷹岡、大河、甲太郎の三人が入っていた。
景気のいい音が響く。
「カキィィ!!!!!!!」
「カキィィ!!!!!!!」
「ガキィィィィン!!!!!!」
吉野家「ひゃー…何処まで飛ぶんだろ」
無限「おぉボールがまるでスーパーボールのように消えていく」
甲太郎「ん。いい感じだ」
鷹岡「ぬぅぅおぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「バキィィィィィ!!!!!!」
大河「……ッ!!」
「キィィィィン!!!!!!!」
桜子「この二人も化け物だにゃ~」
赤星「あーあ、やだねやだね飛ばし屋は!!だいいちスマートじゃねぇ」
木葉「球道には球道にしかできない事があるでしょ」
赤星「たりめーよ!!今年は30は決めるぜ」
鞠野「にしても、今年は激戦は避けられなさそうだ」
志乃「ふぇ…シードは帝王、石学、根木、東英、雪子、白石電光、そして今大会注目の金華山高校」
誠人「同じっしょどこでも…」
レオン「結局は全部に勝たなきゃなんないからな」
誠人(…なんだ、なんかムカつく)
そこへ来夢と足立が戻って来た。
今日は抽選会だったのだ。
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