1920人が本棚に入れています
本棚に追加
/211ページ
「ねぇねぇ秋良~最近あんまり喧嘩しなくなったねぇ~、何で~?」
いつもみたいに南を部屋まで迎えに行って無事教室まで送り届けるという出来立てホヤホヤなラブラブカップル的な幸せな朝だったのに…
「五月蝿い、水那(ミズナ)。お前に関係ねぇだろ…厚かましいから抱きつくな。」
南の回りに集る野郎共を威嚇してから南の頬にキスして、俺は気分よく2年の自分の教室に入って椅子に座ったんだか、途端に後ろから抱き付いてきたこの男のせいで気分は一気に急降下だ!
「水那なんて他人行儀な~由妃(ユキ)って呼んでよ~」
「俺が今までお前を名前で呼んだことあったか?」
「ん~とねぇ~…ないね♪」
水那由妃…女みたいな名前でこんなノンビリした話し方をするが、身長は185くらいで真面目に制服着て、精悍な顔で眼鏡かけて髪は短く真っ黒。
黙ってれば新緑学園の模範生みたいなヤツで現生徒会長だ
最初のコメントを投稿しよう!