1922人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな優雅も今日に限って先に帰っちゃうし
何かイライラしてきた!!!
「…な…」
「ん?南ちゃん何か言った?」
僕は小さく呟いた
その声が聞こえたのは僕の腕を掴んでる男だけ
「離せって言ってるじゃないですか!!いい加減にして下さいよこのカラフルヘッド!離してく~だ~さ~い!ついでに触らないでく~だ~さ~い~!日本語理解できます!?分からないなら英語で言いましょうか?don't touch me!!」
叫んで腕を振り払った
僕がこんな反抗的な態度をとるなんて思ってなかったんだろぅなぁ
5人ともポカァ~ンと口開けてる
今だ!!
廊下を猛ダッシュして階段を駈け降りて靴箱に急ぐ
後方から「待てぇ~!」と先輩がしぶとく追い掛けてくるけど、素直に待つわけがない
最初のコメントを投稿しよう!