1922人が本棚に入れています
本棚に追加
違和感を感じたのは後ろから身体を支えた時だ
必死に抵抗してるみたいだけど何が違う…と。
だっていつもの南なら俺の腕を捻り挙げるくらい平気で簡単そうにしてみせる
けど今はただ腕をジタバタさせるだけで引っ掻いたりつねったりもしてこない
終いには伊原さんを大声で呼んで抱き付く始末
『これだ!』って断定は出来ないけどすっっっごくイヤな予感
「先輩!優雅が僕に…」
やっぱり何かチクろうとしてるぅぅ!!
さも俺に危害をくわえられたみたいに先輩に泣きつく南
それを聴いて南の頭を優しくて撫でながら
『俺が居るから大丈夫だ』
とか言いつつ《テメェ、俺の南泣かしやがって!潰すぞ!!》的な殺気を垂れ流し…というか大放出中の伊原さん
何で睨まれなくちゃいけないんだよ!
俺は南が転けそうになって助けたのに!!
強いては【姫の湯編み】が無くなって欲求ドッカ~~~ンになった野郎共に襲わないように未来の南を護ったのに!!
最初のコメントを投稿しよう!