ヤツは微笑む

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「足腰立たなくても明日ちゃんと学校来いよ?」                 もぅ一度鼻で笑った破壊神は南を片腕で抱いたまま身体を洗いに行った                 「!!!」                 俺は見てしまった 彼の肩越しに俺を見ながらニタァと楽しげに笑う姫…じゃなかった悪魔を……。                 その時分かった アイツが俺を捩じ伏せなかったこと、大声で伊原さんを呼んだこと、そして彼に思いっきり抱き付いた理由が…。                 (アイツ未来の恩を仇で返しやがった!!)                 ―――――――――――――― ―――――――――― ―――――                 「おぃ優雅…テメェ俺以外の野郎に手ぇ出すたぁどぅいぅ了見だ!?」                 「ま、待てよ静夜!違うんだ俺はただ南を」                 「嫌がる白雪に後ろから抱き付いただと?ふざけんじゃねぇぞ!!」                 「違うんだ静っんんん!!」                                 あの後直ぐに静夜が俺の前に現れ、腕を引っ張り部屋まで連行                 俺はそのまま寝室に引きずり込まれてベッドに放り投げられた                
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