優しい人

5/7
前へ
/211ページ
次へ
ドンッ!!                 「うわっ!」                                 よし、もぅちょっとで玄関! ってところで人にぶつかって転けてしまった もし僕が追い掛けられてなくて、相手が可愛い女の子なら運命の出逢いなんだろぅけど残念ながらここは男子高。 そんな事が有るハズもない                                 「フゥ…。やっと追い付いた!南ちゃん足速いね~」                 「何逃げてんだよお前。もぅ一回殴るよ?」                 「やっ!」                                 転けたままだった僕は制服の首根っこの部分を掴まれて無理矢理立たされそのまま背後に匿われる様なカタチで隠される                 ぶつかった人によって…                                                 「げっ!」                 「お前ら何してんの?」                   「べ、別に…。」                   「あ、秋良こそどうしたんだよ学校なんか来て…」
/211ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1922人が本棚に入れています
本棚に追加