その5

14/17
前へ
/134ページ
次へ
※※※※※ 悩みながら1日が立ってしまい、実行日だと思われる日がやって来た。 どうかお千ちゃんがやって来ませんように。 私は隠れて庭を見ていた。 お梅さんはどこかわからないけど監視しているらしい。 月がとっても綺麗で明るい日。 こんな日に悲しいことは起こして欲しくない。 その願いは裏腹に庭にはお千ちゃんがやって来た。 人目を気にするように庭を出ていった。 私は追いかけていって、お千ちゃんを探した。 それにしてもお梅さんはすごい。まさかドンピシャ当てるなんて。 林に入っていって誰かを待っているようだった。 すると林の影から人が出てきた。 そこにいたのはお梅さん。 いつの間に? 「なんでここにいるんやね?」 お梅さんがお千ちゃんにいった。
/134ページ

最初のコメントを投稿しよう!

434人が本棚に入れています
本棚に追加