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「気に入ったよ。その飲みっプリ。いい根性じゃねぇか。たおれんじゃねぇよ。」
「はい…それでは仕事に戻らないといけませんので失礼します。」
朝っぱらからこの純度の高い酒はきつい。
頭いた…
なんとか斎藤さんの部屋に戻って一息つくもどうも心臓がどきどきして頭がどくどくして気分が悪い。
かといって仕事は休めない。
あ~辛い…
「凜子、大丈夫だったか?」
「気にしないでください。さい…とぅさん。少し…酒をのま゛されただけ…」
「大丈夫ではないだろう。すぐに冷たい水を持ってくる。」
ありがとうございますって心のなかだけしか言えない。
ギモ゙ヂワル…
「水だぞ。」
飲めないよ。もどしてしまいそうで…
でも飲まないとらくになれないのか。
ゴク…ゴク…
「これで少し横になっているんだな。」
「あっはい。あり…うぅ!」
「あまり喋るな。元気になるまで見といてやるから。今日は夕方の見回りだからな。」
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