あついひ

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「もう時間かあ。ねぇ、延長できない?」 高橋はあたしの腕をひっぱって、自分の胸元に引き寄せた。 親父独特の匂いが鼻にくる。 「ごめんなさい。 今日はいっぱいなんです。 また、来週でしたら空いてる日があるのでよろしくお願いします」 あたしは笑顔で高橋に言った。 「そっか。明日香ちゃん人気だもんね。 また来週呼ぶね。」 高橋はようやくアタシを解放した。
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