始まり始まり

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いつもの日常。 っても普通の人から見たら結構異常かもしれない。 ―ピンポーン― 「はーい…おぉ、夏千」 夏千「遊びに来ましたぜ」 朝の9時から10時くらいに石井君の家に来た場合は石井君のお父さんがよく出て来る。 お昼くらいだと大抵は石井君が出て来たりする。 「まだ来紀ちゃん起きてないけど?」 夏千「んー、じゃあ幸太の部屋行って来る」 来紀ちゃんは休みの日はお昼まで寝てる時があるから特に気にする必要は無い。 まぁ朝は幸太も寝てるけど。 夏千「(何だかんだ言って一番起きるの早いのは石井君か)」 ―たん、たん、だん、たん― 石井君の家は一軒家だから階段を登って二階に行く。 もう一つ特徴をあげると、猫を八匹、犬を五匹飼ってるって事くらいだと思う。俺は一応皆の名前を覚えています。えっへん。 夏千「幸太ー来たよー」 幸太「……………」 あ、寝てるなこれ。仕方無いから階段を降りてリビングに。 峻広「夏千ー、ガチャフォース一緒にやろうよー」 夏千「あ、石井君起きてた」 峻広「ひでぇw」 夏千「だってすぐ二階行ったから気付かなかったんだよww」 石井君は朝っぱらからゲームをしてる。いつもの事だけど。 最近はちょっと前のゲームであるガチャフォースにハマってるようだ。俺には良く分からん。 あ、でもキャラは可愛いかな。 夏千「そんなことよりスマブラやりたい」 峻広「えー…」 夏千「ボスバトやろうよ」 峻広「うー…仕方無いなー」 夏千「よっしゃ!」 テレビの周りにゲームソフトが散乱しているため、石井君はその辺を適当にあさる。 がちゃがちゃうるせぇww 峻広「あれ、見つかんない」 夏千「うそーん」 峻広「夏千も探してよお」 夏千「はいはーい」 結局俺も探すハメになりましたちくしょう。
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