上条当麻

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「何で、だよ?」 「俺はさ、テメェの命張って、死にもの狂いで戦って――それでもたった一人の女の子も守れねーような負け犬だよ。テメェらに連れ去られるのを、指を咥えて地面に這いつくばって見ている事しかできねー弱者だよ。」 「だけど、アンタは違うんだろ?」 「そんな力があれば、誰だって何だって守れるのに、何だって誰だって救えるのに」 「……何だって、そんな事しかできねえんだよ」
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