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続き
「その、体で、戦うつもりですか?」
「……、うる、せえよ」
「戦って、何になるんですか?」
「たとえ私を倒した所で、背後には必要悪の教会(ネセサリウス)が控えています。私はロンドンで一〇本の指に入る魔術師と言いましたが、それでも上はいるんですよ。……教会全体からみれば、私など、こんな極東の島国に出張させられるような下っ端にすぎません」
「うるっ……せえっつってんだろ!!」
「んなモン関係ねえ!テメェは力があるから、仕方なく人を守ってんのかよ!?」「違うだろ、そうじゃねえだろ!履き違えんじゃねえぞ!守りたいモノがあるから、力を手に入れたんだろうが!」
「テメェは、何のために力をつけた?」
「テメェは、その手で誰を守りたかった!?」
「だったら、テメェはこんな所で何やってんだよ!」「それだけの力があって、これだけ万能な力を持ってるのに……何でそんなに無能なんだよ……」
上条&神裂
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