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「死ぬかもしれない…、いや、恐らく生きては帰れない戦いになるんだぞ? それでも一緒に行ってくれるのか?」
エルセイオが皆に尋ねた。
「当たり前じゃねえか! お前一人死なせたりしねえぜ!」
「モチロンよ。いつまでも奴らの食い物にされるなんて耐えられないわ」
「わ…私もがんばりマス!」
「美しいレディのために死ねるなら本望さ」
「僕は長生きしたいので、死なずに勝ちましょう」
皆は当たり前のように答えた。
ルバもノノイも、彼らの熱気を冷ます術を持たなかった。
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