ある日のある朝。

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「...私のケータイって、こんなにチャランポランな奴だったのか…。」 「なんか言ったか?」 「いや、何も」 「まあ、またすぐに普通の携帯電話に見えるようになるだろう。これはきっと一時的な何かだと思うからよ。ちなみに、機能とかそんなんは今まで通り使えっから。これからよろしくな。いや、これからも、か。」  そんなこんなで、私の平凡な生活は一変、 自身を“携帯電話だ。”という男との、奇妙な生活になった。
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