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紫苑「まぁいい、勉強するかどうかはお前次第だ。ただ成績がギリギリということは覚えておけよ」
信長「ケッ!」
さやか(まったく・・・なんでいつも、嘉手納先生に喧嘩売るような真似するのよ・・)
紫苑「今日からこのクラスに転校生が来ることになった」
クラスがざわめきだす
男か?女か?可愛いか?カッコイイか等々・・・
紫苑「入りなさい」
入ってきたのは端整な顔立ちをした美少女だった
日本人?ではないか?
紫苑が黒板に名前を書く
紫苑「斉藤レイナ君だ。祖父がオランダ人のハーフだそうだ」
レイナ「斉藤レイナです。宜しくお願いします」
流暢な日本語を話すことから日本に滞在していたことはあるようだ
紫苑「それじゃ、斉藤さんは、あの右端の席に」
レイナ「はい」
美しい金髪をなびかせながらレイナが後ろの席へと歩いていく
男子だけじゃなく女子もレイナを目で追ってしまう
そして・・・信長と目があって即座に目を背ける
レイナの席は信長の後ろだった
レイナ「宜しくね」
勝三郎「こちらこそ」
レイナは隣の席の勝三郎に軽く挨拶をする
紫苑「じゃあ出席をとるぞ」
こうして2年D組の平和なホームルームは終わりを告げる
※ちなみに2年D組の副担は古文の平手政秀先生だが腰痛のため入院している・・・
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